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2007年07月27日

立入禁止がうらめしい

麗しい快晴の一日、上高地の大正池付近にて。

足元に流れる美しい流れや、鳥のさえずるシラカバの林。遊歩道からもう少しの場所なのだけど、ホントに残念ながらすべて湿原の中なのだ。
これだけ完全に遊歩道で区切られていれば、とても踏み込む勇気はない(オイオイ)。
立山の弥陀ヶ原あたりだと、高山植物の写真を撮る連中なんかが、遊歩道を外れてハイマツの中に入ったりするのだが、この美しい湿原ではそんな真似はできないだろう。

鮎釣りなんかで使うゴム長を履いて、ズブズブと梓川に入れたら、どんなにいいVRが撮れるだろうかと思うのだが、国立公園の貴重な生態を壊してまで自分の写真に固執するのも醜いと思います。

北信濃國 安曇野村 上高地 大正池 『初夏の大正池遊歩道』
2007/06/21
PENTAX ist*DS/Sigma 8mm Fisheye
SLIK ProPod+一脚エツミ簡易ブラケット
[スティッチ] Photomatix + Stitcher Unlimited [QTVR作成] Pano2QTVR

上高地でも一、二を争う有名地、大正池の遊歩道。
一歩あるいて猛烈にこの場所が好きになった。
真っ青な空と新緑、澄み切った梓川の流れ、湿原、ウグイスやコゲラの鳴き声とくれば、オーガニックすぎるくらいオーガニックで、この雰囲気に文句を言ったらバチが当たる。
なんかこう、グワーと生命力がみなぎってくる感じで、なるほどこれは世界に誇る国立公園だと実感させられた次第。
いまさら自分が言うのもナニですが、ここの場所はバツグンに良いです!

大正池のほとりを歩く、あまりにも有名な遊歩道より。 この日は土曜で、この歩道は観光客で大賑わい。人の流れが切れたところを狙って速撮した。 一脚での撮影だと、いい加減な枚数だと、一周15秒あれば完了(ということは後処理が大変)。 で、今回はRAWで撮影し、PhotomatixでHDR化したあとのスティッチとなった。強烈なHDRでもちゃんとスティッチするStitcherは偉いなあ。

別窓開>Kamikohchi1.mov 2,417,479bytes

2007 07 27 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (4) | トラックバック (1)


2007年07月24日

廃墟パノラマの快感

いい年こいて、じつは廃墟の潜入が大好きだ。
以前もよく行っていたが、最近はクルマを運転中でも、道路横に朽ち果てた建物なんかがあると、注意散漫になって前に追突しそうになる。
で、よせばいいのにHDRやらパノラマやらで写真をとってしまう。。

個人的に、HDRでの廃墟写真というのは大好きなのだが、パノラマだとこれがなかなか難しい。
装備が大げさなので、誰かに見咎められるんじゃないかとヒヤヒヤで、本当にドキドキする。
でもこれが、また快感になってしまって、潜入を終えた後のマッタリ感がたまらない。
以前に撮ったHDR版はひっこめて、通常写真版に。おお、これこれ、この後ろめたさがたまんないですヨ。

越中國 富山市 楡原 『廃屋』
2006/09/23
PENTAX ist*DS/Sigma 8mm Fisheye
SLIK ProII三脚Manfrotto 303SPH
[スティッチ] PTGui5.8.4 [QTVR作成] Pano2QTVR

山間部を走る国道沿いの集落には、経営がいきづまったり、住人がいなくなったりして廃棄された、ドライブインや民家が夏草に埋もれて点在していた。

廃屋をパノラマで。 廃屋の中にはいるのはどうしても気がひけるのか、中のたたずまいにはいつもゾクゾクする緊張がある。 誰もいない、だけど人が住んだ形跡はしっかりと残っている。

別窓開>Hai4N.mov 1,188,571bytes

2007 07 24 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (4) | トラックバック (0)


2007年07月23日

ひさびさのQTVR また頑張って掲載させてもらいます


World Wide Panorama 「コミュニティ」に出品させてもらいました。

誰もが一度は行った事のある上高地。 中でも最も有名なスポットが河童橋だ。
何でも芥川龍之介が「河童」の構想を考えた場所だとか。
あまりに有名なせいか、観光会社のバスツァーはもちろん、職場の社員旅行やら、町内会の親睦会まで、あらゆるコミュニティの旅行ターゲットになっている。
このときの天気は、晴天、時に突風や雹、雷まで鳴るというわけの分からないもので、このパノラマ撮影で1回転する間に、突然空がかき曇って、皆さんの悲鳴とともに一陣の風が吹き抜けていった。
一脚でRAW撮影した写真を16bit TIFFに現像、PhotomatixでHDR画像に変換し。PTGUIでパノラマ展開。

ふう。
ちょいと健康上の理由でブランクがあったため、仕上がりが雑ですが
こうしてみてみると、みんなデジカメで記念撮影しているねえ! 日本は凄いわ。

北信濃國 安曇野村 上高地 河童橋 『穂高と梓川と河童橋』
2007/06/21
PENTAX ist*DS/Sigma 8mm Fisheye
SLIK ProPod一脚エツミ簡易ブラケット
[スティッチ] PTGui6.0.3 [QTVR作成] Pano2QTVR

いわずと知れた、わが国有数の避暑・観光地。
少なくとも、中部・関東・関西の住人なら一度は行ったことがある(だろう)、超有名な場所。恥ずかしながら、僕は初めて行きました。
マイカーが完全に排除されていて、バスでしか行くことができないのですが、すごい人の数でした。
しかし、時おり雲間から顔を出す穂高も、梓川の清冽な流れも、やはり良いですね。

この名所は、本当に天候が気まぐれに変わる。 一周、回転している間に一陣の風。 「キャー!」とか「飛ぶ!」とか、さっきまで快晴だった山々も、ごらんの通りの状態に。

別窓開>Kami6.mov 1,571,109bytes

2007 07 23 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (1)


2006年11月20日

「鉄っちゃん」なHDR

「かみおか鉄道」が廃線間近だ。
これまで、鉄道の廃線をこれほどまでに感じたことはなかったが、山間部のひなびたたたずまいがあって、しかも沿線に、これまた廃山になった神岡鉱山があるとなると、僕のような廃墟好きはたまらなくなる。
で、皆さんが一生懸命列車を撮っておられるときに、こちらは錆びた線路を一生懸命撮っていることになる。
最近はHDR撮影に凝っているので、装備も大掛かりだし、第一、枚数が多い。静かな谷間で、動くものも何もないところに、シャッター音だけが何発も響くと、鉄道写真マニアの皆さんに怪訝な顔をされる。
まあ、鉄道に限らず、いつものことだけど。。。
ちょっとしたバランスでボワーと明るくなったり、逆にノイズだらけの真っ黒い闇になったりで、いいバランスに収まるには、本当に幸運が必要である。

で、やっぱりHDRは難しい。この露光バランスで、このシチュエーションで、何でこうなるのかいや! といつもモニタの前で頭を抱えてしまう。
これまでの撮影経験がだんだん通用しなくなってきた。

飛騨國 飛騨市 茂住 『かみおか鉄道茂住駅』
2006/09/20
PENTAX ist*DS/Sigma 8mm Fisheye
SLIK ProII三脚Manfrotto 303SPH改
[スティッチ] Photomatix+PTGui5.8.4 [QTVR作成] Pano2QTVR

越中猪谷から飛騨神岡に至る途中、山間部の集落。
今も神岡鉱山の大規模な鉱口がある。宇宙研究で有名な、スーパー・カミオカンデの入口はここから近い。
山間の寂しい駅。深い渓谷のごうごういう音が素晴らしい。

第三セクター、「かみおか鉄道」の無人駅。2006年11月で廃線の予定。前回の撮影はやや感傷的になったので、今回はHDRでディテールをびっちりと。

別窓開>Moz1.mov 2,086,062bytes

2006 11 20 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (1)


2006年10月24日

朽ちていくもの

自分は鉄道ファンではないが、よく線路の写真を撮る。
特に駅の写真、それも思い切りひなびた無人駅の写真が好きだ。
この駅は、第三セクター、「かみおか鉄道」の茂住(もずみ)駅。観光ガイドには「ニュートリノ観測施設、スーパーカミオカンデの最寄り駅」なんていう解説があるが、行ってみると鉱山跡が見える、谷あいの小さな無人駅だった。
この路線は、かつてJR神岡線として運行されたが、赤字路線で廃線となり、経営が第三セクターに引き継がれたものである。
駅の反対側の線路はすでにとり払われ、この駅が辿った歴史のもの悲しさを語っている。

この路線は、収入の大部分を頼っていた神岡鉱山の廃山と、残ったわずかの運賃収入をトラック輸送に奪われて、今年の11月で息絶える。
しかし……この姿に、さらに死を加えるとは、なんと世の中は無情かと思う。

自分なりにこのときの気持ちを表現してパノラマにしてみた。

飛騨國 飛騨市 茂住 『かみおか鉄道茂住駅』
2006/08/20
PENTAX ist*DS/Sigma 8mm Fisheye
SLIK ProII三脚Manfrotto 303SPH改
[スティッチ] PTGui5.8.4 [QTVR作成] Photomatix+Pano2QTVR

越中猪谷から飛騨神岡に至る途中、山間部の集落。
今も神岡鉱山の大規模な鉱口がある。宇宙研究で有名な、スーパー・カミオカンデの入口はここから近い。
山間の寂しい駅。深い渓谷のごうごういう音が素晴らしい。

第三セクター、「かみおか鉄道」の無人駅。2006年11月で廃線が決まっており、より一層もの悲しい風景を見せている。

別窓開>Hai5.mov 2,294,278bytes

2006 10 24 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (4) | トラックバック (0)



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